うつ病になってしまったなら|治療を受けて回復させよう

ウーマン

一人暮らしの療養生活

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投薬における工夫

うつ病の治療においては、何らかの薬物治療を行うことがほとんどです。しかし、うつ病の症状が出ているということは、何をするにもやる気が出ないということですから、毎日決まった時間に規則正しく服用を続けていくことはとても難しいことになります。また、複数の種類の薬を飲まなければならない場合には、薬によって飲み方や数量が異なることもあるので、その管理をするだけでも大変なことです。特に家族と離れて暮らしているなど、一人暮らしの人はせっかく治療を開始しても服薬が不規則になりがちです。そのため、少し工夫をして薬物治療に取り組む必要があります。うつ病の薬は通常、種類ごとに処方されますが、医師から分包という指示が出ると、朝・昼・晩など飲み方に合わせて一回に飲む薬を一つの袋にまとめた状態で受け取ることができます。そうしておけば、飲み方や数量の間違い、飲み忘れなどを防ぎやすくなるので医師に依頼することも大切です。そして、朝起きることができないなど、朝の分が飲めない状態が続いているときには、きちんと主治医にその旨を伝えるようにします。特に抗うつ剤や気分安定薬など、1日に決まった量を続けて飲むことで効果が出るような薬は、医師が処方している量と実際に服用している量が異なると治療方針に支障をきたしてしまうので注意が必要です。朝飲めなければ、昼飲むようにしたり、夜にまとめて飲むような方法もあるので、必ず主治医と相談するようにします。加えて、このような工夫を続けても薬の管理が難しい場合や、症状として大量の服薬を繰り返しているようであれば、3日から4日ごと、1週間ごとなど、処方の間隔を短期間にしてもらうのも一つの方法です。一人暮らしの場合は、朝、起こしてくれる人もいなければ食事の管理をしてくれる人もいないですし、治療に関して気にかけてくれる人がすぐ近くにいるわけではありません。うつ病の治療を始めたのに、一向に回復しないというのでは意味がありません。このような工夫をしても難しい時には入院治療という選択肢もありますので医師に相談することが大事です。