うつ病になってしまったなら|治療を受けて回復させよう

ウーマン

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カウンセリング

主流は薬物療法

うつ病は医療機関で適切な治療を受けていれば治る病気だとされていますが、回復の途中では一進一退を繰り返すことになるので、焦らないことが大切です。うつ病患者にとって最も必要なのは休養を取ることですが、医師による治療としては薬物療法が中心となり、これに精神療法を併用する形が取られるでしょう。様々な治療法の中でも一番効果が高いとされているのは薬物療法で、抗うつ剤などをはじめとする薬が用いられています。一方、精神療法とは対話によるケアであり、心理療法とも呼ばれていて、認知療法や対人関係療法などの幾つかの種類があります。治療の柱となるのは薬物療法ですが、特に回復期や社会復帰も可能となる中間期の患者には精神療法が威力を発揮するのだそうです。うつ病の治療法としては、この他にも患者に全身麻酔を打った上で、電極を取り付け頭部に数秒間100ボルト程度の電流を流すという電気ショック療法があります。この療法は速効性がある上に、重症の患者にも効き目があるとされ、更には妊婦にも使えるという点で薬物治療にはないメリットがあるのが特徴です。しかし、痛みを伴うこともなく安全性も確立されているにも拘らず、患者の間では電気を使うことの抵抗感が根強いこともあって普及率の方は決して高くありません。又、高照度光照射治療といって、通常の屋内の明るさの約5倍から10倍に相当する3000ルクスの強い光をうつ症患者にあたらせる療法もあります。これは日照時間の減る秋や冬にうつ状態となる季節性感情障害の患者に対し、日照時間を人為的に長くすることで症状の改善を図ろうとする方法だそうです。更に人間は徹夜をするとその翌日は却って気持ちが高まることに着目し、患者に一晩全く眠らないで過ごしてもらうという断眠療法もあります。こちらは睡眠障害がある患者の睡眠のサイクルを意図的に操作して、その改善を促そうというのが狙いなのだそうです。断眠療法は医師や看護師の立会いの下、複数の患者を集めて行われるそうですが、実際にこの療法が用いられることはあまりないと言われています。この療法を受けたうつ病患者の中には症状が目立って良くなる人もいるのですが、その効果は一時的で持続性はないそうです。